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2018年9月 3日 (月)

夏休みの報告(その2)

その2では奄美大島旅行の2日目を報告

《奄美旅行2日目》
奄美大島旅行の2日目は台風直撃の予報のはずが、天気予報をチェックすると台風は南の方にぐっと曲がり沖縄本島の方に進路を変え奄美地方はは曇り/雨くらいの予報で観光には問題なくOKと超ラッキー! ただ最接近は午後遅くあたりから夜になりそうなので早めに出発する事にする。
今日は島の南部を中心に回ることにする。

ルートは海岸線を基本的に反時計回りに回ることを考えてまず景色の良いところで車をとめ風景を撮影したところは恩勝湾の風景。
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天気が良くなってきたので日差しがうまく差し込み海の青さが引き立っていて、左側を見ると国直海岸の砂浜と海の綺麗さも確認できたが写真はちょっとくすんでいて涼しい車の室内から湿度90%以上の屋外に持ち出したときにレンズが曇ったのかも知れない。
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恩勝湾を回り込み大和村の道路沿いに昔の食料保管庫を再現した郡倉がある。 この郡倉は高床式の保管庫で、上は茅葺のようになっていて風通しがよくなっている。
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下から保管庫の中を覗けるようにもなっていて、ストロボを焚いて撮影してみると雨は入らないが風は通すような構造にも見える。
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大和村には野生生物保護センターがあり周りの雰囲気も良いので山の景色を撮影してみた。
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建物はこのような建物で車が全く止まってなく人気がないのかなぁ?と思いつつ建物にいくとオープンは9時半からでここに到着したのは9時でオープン前
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あっ、そうなんだ!と思っていたら自動ドアが開き、掃除中ですがそれでも良ければどうぞとの事で中に入れていただき展示を見る。 たくさんの展示があり写真に撮影したが一番なのはこの奄美のクロウサギのはく製で毛の様子を直接触って確かめることができる。
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駐車場に戻ると高さのある樹木の上の方に大きな赤い花が咲いていたのでズームして撮影。後で調べてみるとマルバディゴという植物の花の様である。 島唄のディゴの花の咲く・・・という歌詞があったような気がしています。
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次は山間部のマテリアの滝を目指す。大和村の少し先を左折して山道をどんどん登っていくと大きな駐車場が現れるかと思ったが5台ほどの小さなエリアで人気がないのか?という感じで、滝に降りる道の整備状況と比べてアンバランス。
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階段を降りたところは少し涼しげな渓流になっている
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滝はまだ上流のようで渓流の横に散歩道があるので滝に向かって進む
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滝の音が聞こえてくるといきなり開けた場所に出て正面にマテリアの滝が現れた。滝つぼの広さと滝の流れる音がとても涼しい
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車を駐車した場所に戻りさらに川の上流に向かって進むと下からは見えなかったがマテリアの滝の所は橋になっていて橋の上からも滝が撮影できるので一枚
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山を下りて海岸線に沿って進むと海岸線がとても綺麗に見える場所があったので写真を撮影してみた。 海は綺麗ですが、砂浜ではなく小石があるような海岸線になっている。
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さらに海岸線を進みウツ崎の手前にある大金久ふれあいパークからは海岸線の崖にソテツの群生があり海との対比が綺麗だったので撮影してみたが、崖の方に気を取られていて水平線をみると傾いて撮影しているのがわかるね。
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少し進むと峰山公園という看板があり立ち寄ってみる。 駐車場にあった説明版によると源平合戦で敗走した平家の一族がこの峰山の頂上に見張り番所を設け監視と警備を行ったという伝説があるそうです。 山頂の展望台からは海が一望でき確かに監視に適しているという事がよくわかります。
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駐車場に戻りさらに車を進めると戸円という集落の手前にふれあいパークがあり尖った岩が特徴の浜辺が見えていたので撮影。 しかしこの付近には「ふれあいパーク」という名前が多いね。
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大和村戸円の集落をすぎて海岸線を進んで行くと突然超えられないような断崖が目の前に現れた。今はトンネルがあり普通に通過できるが昔は交通の難所だったのがわかる。徳浜の断崖という説明があり写真を撮影するには車を止めなくてはならないが駐車場はなく、左側の路側帯が車一台くらいあったのでそこに止めて撮影。 いちばん良く見える場所には簡単な駐車場(数台分)とみるための場所が工事中でしたのでそのうちに車を止めてみる人が増えて来るかもね。
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ここから先は同じような地形が続くのか道路はずっと内陸の方を走るようになる。 海岸線の方向を撮影してみたが奄美の原生林が続く風景が続く
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さらに内陸の山の上には峯田山園地という場所があり大きな自然公園のようになっている場所に木製の展望台が設置されている。
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この上に登ってぐるっと見渡しいい感じの写真を撮影したのがこれで、向う側に見えている右側の嘴のような島が枝手久島で左側のいちばん奥の長い半島が屋鈍崎で手前の少しはっきりしているのが阿室である。
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宇検という集落のはずれに厳島神社がある。 かなり昔からある神社のようでお社は立て換えられていますが厳島神社は後からつけられたものかも知れません。
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厳島神社は海岸線にあったがまた内陸部に向かいアランガチの滝を見に行く。 この滝は集落の中の細い道を進んで行き止まりのような場所にあり、そこは駐車場もなく転回も容易でないような場所であり案内板が違っているのか?と思ったが川をみると上段は一筋で下段は二筋に分かれた滝で、滝の場所からは水路が引かれ付近の畑に水を引いているようだ。
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次は奄美本島の一番西を目指して進むが先端までは道路が続いていない。 途中に阿室集落があり、道路のわきに石済みの立派な塀があり写真を撮影してみた。
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大きな木があるところにはバス停も設置され集落の中心の様である。
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ナビで確認すると先端に行くには半島の中央の山を貫く林道をいけばかなり行けそうで、そのスタート地点まで行ってみた。 距離は13kmほどあるようだ。
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途中まで林道を走ってみたが舗装はされているようだが一車線で途中でUターンできなくなりそうな予感があり、広くなった場所でUターンして今後の課題とした。
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奄美本島の西側まで来たので戻りは南海岸を通っていくことにする。 篠川湾という所は造船か船の修理かの場所のようで巨大な鉄枠の舟のようなのが浮かんでいて珍しかったので撮影してみた。
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海岸線に沿って走っていくと阿鉄という集落の所の湾がまたきれいで手前の白い部分は砂浜のようですが海が透き通っていて水がないように思える。
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瀬戸内町までくると南部自動車学校というのがあり、そこの近くに戦争遺跡がある。 沖縄は先の大戦後にはアメリカの統治され日本に返還されているが、奄美も同じような運命であり沖縄が大きく取り上げられているのは今でも基地があるからでしょう。 この自動車学校の所には遺跡があります。
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入り口は山に隠れるようにあり中にも入れ2重の天井をもつ弾薬庫は夏でも涼しく湿っていて弾薬を保管するのによかったのでしょう。
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弾薬庫跡を出てすぐ南に進むと灯台の道路標識がありナビで見てもすぐなので行ってみると立派な灯台があり景色を見るのによさそうで、灯台の向うには加計呂麻島が眺められる。
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灯台の横まで行って海を見ると瀬戸内町の海岸を撮影してみると綺麗な浜辺が見え海の色の具合からそこそこ浅いのが広がり海で遊ぶのが良さそうな場所のようである。
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ここまで来ると奄美本島の最南端の方にいってみる。最南端は皆津崎ですがそこまでは車で行けそうにもないので海水浴場があるヤドリ浜に来てみた。ヤドリ浜は砂浜が広がり駐車場も広いが人は少なく海も綺麗でよい場所。 台風が近づいているけど海は穏やかで地形的なものかも知れない。
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ヤドリ浜は西海岸にあり同じ半島の東海岸にはホノホシ海岸があり、そこにも行ってみた。駐車場に車を置くと波の音は聞こえるけど海岸線は見えず、海に出るにはアダンのジャングルのような道を抜けていく必要がある。
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アダンの間の道を抜けていくとやっと海岸にたどり着く。 この海岸は奄美大島の他の浜辺とはちょっと異なり丸い石が累々と積み重なった浜辺です。 波も荒く台風の影響なのか太平洋に直接面しているのかはわからないが、波に洗われて角が取れて丸くなった石が非常に多い浜辺です。
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ホノホシ海岸の近くには大きな池(海を区切ったもの?)があり、そこには電柱がずっと並んでいてさらに電線が張り巡らされているのは面白い風景で何なのだろうか?
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何か?と少し想像しながら走っていくと「ハートが見える風景」という道路の案内板があり道路のすぐ横に10台ほど止められる駐車場があり風景を眺めてみた。 場所は嘉鉄湾で、この湾は海の色が綺麗な青で「嘉鉄ブルー」と呼ばれているらしいが日が射していないので今日は無理の様です。 地形的にはハートに見えなくもないと言ったところか?
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ハートが見える風景のがあった湾の反対側にはこの湾を眺められるマネン崎展望台があり、湾の反対からの風景も撮影してみました。
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山の方に上がっていくと高知山展望台があり、駐車場からは少し歩くようになっていてその道は階段などで綺麗に整備されている。
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展望台は何か面白い形をしていてそれが木々の間から見えてきた。
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展望台からは原生林の向うに街並みも見えていて、その向こうは加計呂麻島が見えている。
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そろそろ夕方になってきたのでホテルのある名瀬に向かって戻る途中に有名なマングローブ原生林があり、有料地域もありしっかりと観察できるがもう終了時間に近いので道路から眺められる範囲で観察し写真に収める。
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ホテルに戻り荷物などを置いて夕食を食べに出かける。 今晩は郷土料理のお店を探し選んだのは丁度オープンするところだったこのお店
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入ってみるとこじんまりした小上がりがいくつかとカウンターがあり右側の壁にはお相撲さん(現役の横綱)がこのお店を訪れたときの写真などが飾ってあった。
注文してすぐにお客さんがどんどん入ってきてすぐに満席になり、タイミングが合わなければ入れなかったところ。
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郷土料理のお店といっても居酒屋なのですぐにお通しが出て来た。マカロニサラダは普通ですが豚みそは奄美料理でこれはお酒のおつまみかな? モズク酢も美味しかった。
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注文したのは3品で最初に出てきたのは大鍋で作ってあった「島やさい」で野菜などを煮込んだ煮物で奄美らしいのはソーキそばなどに入っている骨付き肉が入ってる所。
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次は南の島っぽい「あおさの天ぷら」で天ぷらと言えば油っぽい感じがしますが青さの香りがたち香ばしくてとても美味しかった。
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最後は食事メニューの「油ソーメン」で沖縄料理などでよくあるソーメンチャンプルーに近い料理で具はすくなくシンプルな物で、ネギの青いところと鶏肉だけで出汁が効いていて美味しく自宅に戻ってからも同じように作ったほど美味しかった。
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食事を終えてから港などをブラブラと散歩してからホテルに戻りTVを見ていると、21時を過ぎた頃からは豪雨になり台風の影響が出始めた。 明日の午前中は金作原の原生林ツアーの申し込みをしているけど雨の中原生林を歩くのは大変そうと思いつつ夢の中にzzz

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