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2019年2月22日 (金)

長崎ランタンフェスティバルの報告

2月の初めにランタンフェスティバルを見に長崎に出かけてきた。 ランタンフェスティバル自体は沢山の写真を撮り過ぎて
まだまだ整理ができていないが、お祭り以外の部分だけ整理したので先にまとめと報告をしたいと思う。

◇Day:1(2月9日)
この日は関東地方は昼頃から雪という予報でしたが早朝の便なので大丈夫だろうと空港へ。空港につくと雪のためという事で条件付きになっていましたがまだ降り始めで大丈夫そうで搭乗口へ。
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搭乗時刻も普通であり優先搭乗が始まり機内へ入るが、そこからが長かった。 その原因は2つあり雪が降っていたので凍結防止剤を吹き付けている事だが、それは出発時刻に合わせて遅れが出ないようにちゃんと作業してくれていたが、チェックインしてから搭乗しない不届き物が2名ほどいて、搭乗したのは出発時間の10分後くらいで、このために再び凍結防止剤の散布を行っていた。
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まぁ、ここで急ぐために省略されるより安全のために時間を取ってくれるのはありがたいけど。雪混じりの雨なので離陸風景はあまり良くなさそうだけどいちおう動画撮影。

長崎便は左側に富士山が見えるはずなのでFlightRadorで位置を確認しつついちおう撮影してみたらこんな感じの真っ白の中。
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その後も雲の上を飛んでいて長崎空港の着陸するために高度を下げていくとやっと地上風景が見えるようになってきたので着陸時の動画を撮影。 長崎空港は海上空港なので唐突に風景が見えたと思うとすぐに着陸。

いつもならスポットまで撮影をするのですが、この日は撮影していなかったFDAのシルバーがいい感じで駐機していたので中断して撮影。
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空港からはバスで長崎駅まで向かい駅の観光案内所でランタンフェスティバルのパンフレットを入手してから路面電車の1日券(500円)を購入。 この後はランタンフェスティバルと観光を織り交ぜて過ごすがこの報告ではフェスティバル以外のみ。
駅前から赤迫行きに乗り平和公園で降りて山王神社に行く。 ここは原爆の遺跡が残っている神社で「一本鳥居」と呼ばれていて、その鳥居がこれ。
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爆心地に近い場所にあったこの鳥居は石造りで火災で燃えることはありませんでしたが爆風により片側の支柱と上部が半分倒壊してしまったので、倒壊した部分は近くに保存されている。
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神社の入り口には2本の大きなクスの木があり被爆当時は焼かれてそのまま枯れるかと思われたが現在ではこのように復活しこの神社のシンボルになるとともに長崎市の天然記念物に指定されている。
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本殿は原爆により完全に倒壊し再建されたものですが当時の形に再建されているそうです。
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近くには浦上天主堂がありここも爆心地に近く鐘楼の片側は破壊されて丘の上にある天主堂から崩れ落ちて遺構として残っていますが、前に長崎を訪れたときに訪問しているので今回は公園の「浦上天主堂が見える丘」からの遠望を。
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本当はもう少し上の位置に展望デッキがあるが何故か立ち入り禁止になっていたので道の少し下った位置からの撮影で少し木の枝が入り込んでしまった。
お昼近くになって来たので長崎と言えばチャンポンと思い浮かぶ通りフェスティバルのメイン会場を見つつ中華街で食べようと移動する。 しかし甘く見ていた!どこも人でいっぱいで選ぶどころではなくとりあえず入れるお店でチャンポンを食べる。
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その後はフェスティバルを眺めつつ荷物が重いので一度ホテルへチェックインして夕方まで休憩し夕方からの一番フェスティバルが映える街中に写真撮影に出る。 灯がともり始めたランタンを撮影しながらオランダ坂通りを歩き鍋冠山に向かう。
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通りから見る横の通りはかなりの急坂で長崎は坂の街だという事がわかる。 長崎は世界三大夜景とか日本三大夜景とか言われていて稲佐山からの夜景が有名ですがロープウェイで上がる必要があり街中から少し離れているし、すでに撮影しているので今回は鍋冠山の展望台へ。
路面電車の石橋駅からグラバー園の第二ゲートに向かう無料のグラバースカイロードという斜行エレベータに乗ってから垂直エレベータに乗ってまずはゲートに向かう。 そこからはグラバー園のゲートに向かわずに鍋冠山公園の矢印に沿って進む。
そこから公園までの距離にしてはかなり長い間階段やら坂道やらを進みやっとたどり着いた展望台からの夜景は稲佐山とは違いまたこちらも素晴らしいもの。 まずは湾を大きく取り入れた構図。
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そして中華街などの街中を中心とした構図はこっちで、これもまたいい!
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そして3枚目はアングルを大きき換えて稲佐山の展望台と世界産業遺産のジャイアントカンチレバークレーンのライトアップを中心にした夜景。
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かなり寒くなってきたので山を下りて街中のフェスティバルの写真を撮影してからホテルへ。
夜遅くまで寒い外で行動していたので厚くした風呂でじんわりと体をほぐし温まったところでベッドへ入るとたちまち眠り込んで朝までぐっすり。

◇Day:2(2月10日)
ひと晩あけた次の日もフェスティバル見学ですが主なイベントは午後からなので午前中はそれ以外の観光をする。 まずはホテルの部屋からフロントに降りる時に撮影した長崎駅の写真。
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終着駅なので頭端式構造で写真の右側はプラットホームで駐車場の左側は留置線のようですね。

午前は前回の長崎訪問では行けなかった居留地の遺構と産業遺産を見に行く。 目指すは女神大橋の方でありバスで行くかと考えたがどうせ路面電車たくさん乗るだろうと1日券500円を購入し石橋行の路線に乗り大浦海岸通で下車する。 もう一つ先の大浦天主堂まで乗ってもよいのだが大浦海岸通から先が単線区間となり待ちが多くなるのでこれが正解。
海岸線に沿って進むが最初は住宅街に残る居留地との境を示す石柱。 ごく普通の民家の玄関の横にひっそりと石があり、いちおう昔の物だというのがわかるようになっている。
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このエリアはグラバー園の一帯で小高い丘になっているので海岸通りには坂を下る必要があり、その坂はこの「どんどん坂」
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この坂の写真の右側に煉瓦造りの門が写っているが、それはこのマリア園という養護施設の建物で1899年と今から100年以上も前に完成した建物とは思えない立派な物。
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そして海岸線をしばらく歩いてやっと到着したのは今回の目的の一つでもある小菅修船場の跡。
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グラバー園のグラバーが作った蒸気で船を上げる装置が有名でその建物は日本最古の煉瓦造りの小屋と言われている。
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ちなみにこの写真の右側のは近年になって造られた電気仕掛けのもので、これは世界遺産ではなく蒸気で持ち上げていたのは真ん中のこっち。
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チェーンもない時代で棒をつないで引っ張りある程度上がったら棒を1本抜いてというのを繰り返しで上げていたそうです。

ひと通り見た後は帰る途中で上から撮影。 このアングルがいちばんドックの状態がよくわかるが来た時は真ん中に案内の人が真っ赤なウィンドブレーカーを着ていてちょっとな!と思っていたので帰るときに多少横によけて欲しいとお願いしてやっと撮影できたのがこの写真です。
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帰りには昨夜夜景撮影で世界遺産のジャイアントカンチレバークレーンを撮影したが、今日は昼間のを撮影。 手前のLPG運搬船も非常に大きく迫力がある。
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さらに歩き昼食は何を食べようかと考えているときにふと見ると長崎にも京浜急行が走っている?と勘違いする(笑)ようなデザインの路面電車が
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そして浜んまちアーケード街にある「トルコライス」の有名店である「ツル茶ん」に行くがお昼前なのにこの行列。
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回転が速そうだが並んでいるので向かいの居酒屋風なお店でランチ始めましたと書いてあったのでこちらを選択。
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お店は楽屋という名前で階段を上がったところで先客が待っていましたが、外ではないので待っていて頼んだのは海の近くでもあるので海鮮丼定食
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これがまた「当たり!」で税込み1000円の価格でしたがカラスミは乗っているし小鉢も美味しくて一つだけ残念だったのはエビが蒸しエビだったことくらいでしょうか。
昼食後はまたランタンフェスティバルを見学し空港に向かう前の最後に長崎大学に行く。 ここも爆心地に近く門柱が爆風で移動している。 正面から見るとそんなに違わないが、向かって右側は山の影になり爆風が直接当たらなかったのでゆがんでいない。
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そして左側は安全のために囲いがあり横から見るとこんな感じで傾いている。
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アップで撮影するとこういう風に浮いていてこの大きな石が爆風でこうなるなんて原爆の威力の大きさと、その威力が生身の人にもっと近くで浴びることになった事に言葉もでない。
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そろそろ時間なので空港に向かうために路面電車に乗ると古い車両でしたがクラリオンSPと懐かしいロゴを確認。
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トルコライスを食べなかったので空港到着後の夕食で注文。 ピラフの上のカツが載りスパゲッティが乗っているもので長崎のソウルフードとの事。
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食後は展望デッキに出て夜景を撮影してほぼ終了
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最後は搭乗口の案内を撮影してから機内へ。
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離陸や着陸の動画も撮影したがうまく撮影できなかった。 その理由の一つとして政治家のお偉いさんが前の席に乗り隣はSPという環境だったのも影響しているかも。

そしてランタンフェスティバルの報告に続く

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