ドラゴンアイを見に再び八幡平へ
そろそろドラゴンアイが見られるかな?と色々チェックしていたら毎日新聞の朝刊に写真が出ていた。 6月の第二週は会社
のイベントがあり駆り出される可能性があり、第三週はすでに飛行機を予約している。そうすると第一週しかチャンスはない
と瞳がまだ開眼していないが思い切って行く事にした。
急に思い立ったので荷物も準備していないので車に適当に積んで往復1300kmくらいを往復する事にした。
道中は高速道路を走るだけで特段なにもなかったが、八幡平アスピーテラインの上に上がるにつれて霧で3mくらいしか
見えなくなり、時速10km/hくらいでのろのろ進みやっと山頂の駐車場に到着。
頂上には車が止まっていて一台分あけて並べて止めたがヘッドライトを消すとその隣のクルマも見えないくらいの霧。
さらに風も強いがリアシートを倒して寝袋を敷いて車中泊の準備。 深夜を少し回ったくらいで充分に睡眠は取れそう。
と思ったが、寝袋に入って少ししたら風で車が揺れてセキュリティが発報!慌ててサイレンを消して車はロックせずに
再び寝たら、車の揺れや風の音も気にならずに朝までぐっすり。
朝の6時頃に明るくなってきたので車から出ると止めたところのすぐ前は八幡平の看板で、写真を撮影するが霧で何にも
見えない。 太陽がもっと高くなってきりが晴れる事を願って再び車内へ
8時を過ぎると車の走る音が増えてきたので朝食に買ってあったパンを食べ、8時半にはドラゴンアイが見られる鏡沼に
向かって出発。 出だしから雪はあるけど木々が視界をさえぎるくらいに雪解けが進んでいる。
鏡沼に着いたけど霧がまだまだ掛かっていてちゃんと見える状態ではない。
予報では昼に近くなると天気も回復してくるはずなので山頂や他の湖を回ってまた戻って来ることにし、すぐ上まで行く
と風向きの関係か少ししか離れていないのに日が射していて緑の「龍の涙」は綺麗に見える。
頂上に向かう道はGWに来た時と違って木々の間を歩いていくように変わっていて雰囲気が全く違う。
山頂に到着し写真を少し撮影した後にガマ沼・八幡沼を回ってまた戻ることにして最初はガマ沼で流れ込みのあたりは
少し青みがかっていて、さらに水がしっかり見える。
さらに少し歩くと、ガマ沼の展望と八幡沼の展望の両方が見える場所があり、先ほどはガマ沼を撮影したので八幡沼を
上から撮影。 GWに来た時は単なる雪原だったのにだいぶ変わるね。
丘を降りて陵雲荘からの八幡沼は手前の木々が完全に緑で景色が一変している。
そこから先は完全に雪が溶けていて木道の上を歩くようになっていたり
まだ雪があって雪原を歩く場所もあったりする
ドラゴンアイの鏡沼に戻ってみると、先ほど霧で見えなかったのが水面がはっきり見えるようになっていた。
沢山写真を撮影した中で水が澄んで綺麗な水と広角で全体を写したのがこの写真。
そして少し暗かったけど右手の方の青空が水面に映って色が変わった写真を紹介
駐車場に戻り車に荷物を置いた後は山頂レストハウスの名物の「かれーうどん」を昼食に。レストハウス付近は秋田件と
岩手県の境界くらいで、秋田県の稲庭うどんに岩手牛の牛スジが入ったカレーがかかっていて、半熟卵がついているので
むいて半分に割って載せてみた。
食後は秋田側に降りて大沼自然研究路を少し歩く。 水芭蕉が満開の状態で綺麗。
途中は湿原のようになっていて歩くと沈み込む恐れがあるのか木道が敷かれていて湖に向かうようになっている。
そして木道のわきには黄色い花が沢山咲いていて名前がよくわからないがシナノキンバイのような気がする。
湖のほとりを少し散策してビジターセンターでトイレを借用し、少し戻って後生掛温泉自然探索路に行く。探索路の入り
口には雪解けの先端に水芭蕉の花が咲き始めていた。
探索路を少し進むと紺屋地獄と呼ばれる温泉と湯気の出ている谷間の横を通り
噴気穴の横を通って泥火山までたどり着く。 泥火山とは泥の中を温泉の噴気が吹きあげ泥が山のようになった場所。
そして戻り道のすぐ横に噴気穴があり、泥を噴き上げていたので動画を撮影してみた。
このような泥の噴出がやがて泥火山になるのでしょうか? 日帰り温泉の少し下流にも湯気が沢山出ている場所があり
一枚写真を撮影し、アスピーテラインを登り返し岩手側に下って少し行ったところで熊沼が見える場所があり、車を停めて
撮影。
熊の手に見えるとの事ですが足型で向うからこっちに歩いてくるところですね。 GWに来た時にはこのあたりもバスの屋根より高い雪壁があった場所で、沼も当然雪で見えなかったでしょうし季節を変えて同じ場所に行くというのもよさそうですね。
そんなのを思ったので、GWに来た時の八幡平の風景と約一か月後の風景を横に並べて比較してみた。
◇ドラゴンアイ(鏡沼)は窪みがわかる程度
◇山頂は表示板が完全に出ている
◇ガマ沼のはじっこでは雪原が水面に
◇八幡沼の眺めは大きな雪原に水が貯まっている
◇雪原は完全に溶けて木道になっている
◇GWに歩いていて迷った分かれ道は木道と案内板ではっきりしていた
◇岩手山が見えてきた場所では緑の割合が多くなっていた
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