京都の日本海側を観光(2)
天気は1日目と比べてあまり変わり映えがしませんが、次回来ることを考えると一通り回ってポイントを調べると
いうのも目的の一つだしほぼ計画通り回ることにした。京都の北部と書いていますが兵庫県も多いです。
◇Day:2(7月14日)
朝食はホテルのバイキングで食べまずは「但馬こうのとり空港」の愛称のついている「こうのとり」に関する所を
見に行くことにする。 いったのは繁殖センターにあたりをつけていったが、そこの公開は終わっていて今は別の
場所になっているらしいが少し遠いのであきらめ、センター近くの田圃にあるこうのとりの巣になるポールを撮影
してみた。 電柱の上にお皿のようなのがあり、そこに草らしきものが乱雑にあるので本当に巣として使っていた
のかもしれない。
次は160万年前の地球のすごさがわかる玄武洞公園でいちばん大きな玄武洞のほかにも青龍洞・白虎洞・朱雀堂(南北)
などがあり、溶岩が冷えて固まり柱のような割れ目ができたのが柱状節理で北海道の層雲峡が有名で映画で有名な
デビルズタワーも柱状節理の地形です。 その玄武洞公園の名前の元になった玄武洞は圧巻の大きさ。
縦の柱や横の柱など色々な方向の柱が見られ国の天然記念物になっていますが、かつてはこの四角な柱が加工しやすく
石切り場とされていてここの石が使われている場所もあるそうです。 右側の壁際は柱の頭が並んで亀の甲羅のような
部分も見られ、ここの玄武洞の名前から玄武岩という意思の名称がついたともいわれています。
この玄武洞の右側に200mほど歩いてい行くと青龍堂があり、こちらは綺麗な柱状の節理が見られる。
白虎洞は横向きの節理が見られる場所で左側の壁は柱の頭がずらっと並んだ様子が見られる。
そしていちばん外れた所に南北朱雀洞があり柱状の部分はフェンスで仕切られて近くでは見られないが、南北の間の
所は柱状節理の頭の部分がすぐ近くで触れるし良く見られる。
柱状節理の場所は東尋坊などは上に乗ってあるけるし触ってもすぐに駄目になるものでもないので立ち入り禁止に
なっているのは崩壊で崩れる可能性があるからでしょう。
火山活動によるものを目の当たりにして凄さを感じた後に海岸線にあるのを見るために向かう。途中は志賀直哉の小説
にもある「城崎にて」の舞台の城崎温泉を通る。 道は狭く車も駐車できないので徐行してちょっと停車した時に町の
風景を撮影。
川沿いに柳が植えられていて雰囲気のある温泉街で朝から浴衣を着て温泉のはしごをしている人たちが沢山いた。
日本海側に出て山陰海岸ジオパークを見ることにするが、最初は西に向かって「はさかり岩」を見る。
尖った石の間に丸い岩が挟まって奇妙な風景となっている。海岸線にへばりつくような国道にちょっとある駐車帯に
車を止めての撮影でいいアングルではないが様子はよくわかる。
海岸線を東に向かって進むと道路に小さな看板があり『子午線公園』とあり子午線といえば日本の標準時の経度の
事でちょっと見に行ってみると、公園とは言え子午線を示すオブジェがあるだけだったが、この時点の地球の時間と
自分の時計があっているかと思うと不思議な感じ。
次に有名なのは琴引浜ですが夏で海水浴シーズンでもあるので駐車場もいっぱいで浜辺も人が多く風景写真として
撮影しても面白くないので先に進むと「城島」という案内でちょっと不思議な地形があったので寄ってみる。
岬の先端にちょっとした岩の島があり、岩は火山活動の跡がむき出しのようで魚も沢山いそうな感じで釣りをしている
人が多い。
島自体は大きくなくすぐに探索を終えて一番の目的の立岩に向かう。 竹野川という川の河口にあり片方はオート
キャンプ場になっていて反対は観光の駐車場のようで4~5台の車が止められるが着いたときは1台だけで駐車
し、戻ったら満車だった。 立岩はこのような立派なもの。
近寄るとこの旅行でよく見る柱状節理のかたまりで砂州が伸びていて岩にも上がれるようで鳥居が見えている。
岩は巨大で大きさがよくわかるような写真が撮影できないかとナビを見ると少し先に小高い丘があり遺跡とあるので
そこには駐車場があるだろうと行ってみると駐車場がありそこから撮影してみると立岩の巨大さがわかる。
次は屏風岩でいちばん近い場所は民有地(畑)になっていて国道からでは見えないが、少し進んだところには屏風岩
展望台というちょっとした駐車帯がありそこからも見えたので撮影。
本当に屏風のような岩が海から突き出ているのがわかる。 そして丹後半島の突端の経ヶ岬に行く。ここには有名な
灯台がありその灯台は崖のはるか下で切り出した岩を持ち上げて作られたもので、どっしりとした造り。
灯台からの途中の展望所からは海までの高さがわかり、この距離を石を持ち上げたのかと思うと大変な努力をしていた
のだというのがわかる。
駐車場の戻り案内板を見ると「灯台が見える場所」というのが駐車場の一角にあり、そこに行って撮影してみ次の場所
へ行こうとしてみると、その場所は占領されていた(笑)
昼をだいぶ過ぎていたが昼食をとれるようなところは全くなくコンビニもないので「昼抜きかな?」と思っていたが
浦入という集落に入る道のところに小さな「漁港めし」という看板があり降りて行ってみる事にする。降りると狭い
道の両側に家が並びお店は見当たらない。
Uターンするにも狭いので港まで行けばできるかと行ってみると、本当に漁港にお店があった。
ここで注文をして反対の水揚げの施設に並んだ簡易テーブルで食べるスタイルのよう。
あるのは「漁港めし」という定食のみでそれを注文したが食べきれないほどの量が出てきた。
刺身に焼き魚にいかの煮つけに・・・、これだけで食べきれない?と思うのでしょうが少し後に「天ぷらお持ちしました」
と大盛りの天ぷらが届き、全部食べたら歩くのも苦しいくらいだった。
丹後半島も一通り回ったので、但馬こうのとり空港に向かって残りの時間を観光することにする。昨日の天橋立の観光の時
に駐車場が込んでいて入れなかった元伊勢 籠神社に行く。 ここは伊勢神宮の外宮があったというような伝承がある。
そして駐車場の入り口には「さざれ石」がある。 「君が代」の歌詞にもあるさざれ石でコンクリートに荒い砂利を混ぜた
ようなものだが、石が砂や粘土に入り込んで岩になったものである。
そして山門は立派なものでこの先に拝殿があるが山門より先は撮影禁止なので写真はこれだけ。
空港がある豊岡市には早く着きそうなので近くの出石に立ち寄る。出石は出石城の城下町で古い町並みがあり、人が非常にたくさん歩いて観光していたが、駐車場も混んでいたし時間も少ないので出石神社を参拝
鳥居のある所は木々に覆われていたが本殿は誰も参拝者はなく町中の混雑はうそのよう。
お参りだけしてレンタカー会社に移動し空港まで送迎して貰うことにする。レンタカー会社は町中にあり空港は少し離れた
場所にあるので時間に余裕を見ておいた。 空港の近くで空港名とコウノトリの形に植えた木が珍しかったので撮影。
空港に到着しいつものようにターミナルビルを撮影した。 1日に伊丹空港との間をATRの42人乗りが2往復なので
ターミナルビルも小さい。
ターミナルビルの横には戦後初の国産旅客機のYS-11が展示してあるので撮影。
階段もあるので中に入れるかと思ったがドアは閉じられかなり前から入れないようだった。 ターミナルに入ると霧が多く
朝の便は伊丹から飛んできたが着陸できずに引き返し欠航になっていて、夕方の乗って帰る便も同じ状況で条件付きでの
飛行で着陸できなければ欠航という事でカウンターで確認すると、欠航になった場合はバスで伊丹に送るとの事であるが
それだと伊丹からの便に間に合わず、新幹線の最終にやっと間に合う時間。
展望デッキで霧の具合を確認するために2Fに上がって、そこからターミナルの全部を撮影するが24mmのデジカメで
こういう感じで売店も非常に小さい。
展望デッキに出ると山の上にある空港なので霧がかなり出ていて欠航の可能性が高いのがわかったが、ライトが見えて機体
が見えて着陸態勢になったので一安心。
42人乗りでかなり空席があるとの事で着陸とスポットインを確認。
セキュリティを抜けて搭乗待合室に行くと電光掲示板もなく非常に簡素な搭乗口。
優先搭乗が始まり幼児と手伝いの必要な人はなく、通常の優先搭乗になったが誰もいないのえ先頭で飛行機に向かい途中で
撮影。 ハイビスカスデザインは鹿児島空港あたりがベースかと思っていた。
そしていつものように離陸シーンの動画を撮影。 離陸してすぐに右ターンして街並みが少し見えた後に雲の中に。
伊丹空港への着陸も雲の中を降下して景色はあまり良くなかったけどスポットまでを撮影してみた。
乗り継ぎなのでそのままラウンジでもよかったが夕食がまだなのでいったんセキュリティエリアを出て夕食は普通のかつ重を食べる。
食事後は551蓬莱で豚まんとシウマイのセットを買ってラウンジでしばし休憩。前の仮設の時は明かりの映り込みがなく
外の景色も撮影できたが新しいのは全く駄目だね。
時間になり機内へ搭乗するが、伊丹⇔羽田はビジネス路線で優先搭乗のステータスを持っている人が多くJGCだとだいぶ
遅い優先搭乗。 機内に入って夜間の離陸に備えて動画撮影の準備をして、離陸動画を撮影。
滑走路に向かって地上滑走後に運用時間の関係により滑走路の手前でかなり待たされ、離陸したら大阪の夜景が綺麗。
伊丹→羽田はあっと言う間でドリンクサービスが終わるとカップの回収も終わる前に着陸態勢に入り、着陸の動画を撮影。
雲の上から撮影し、雲を抜けるときはストロボが雲に反射してハレーションを起こし、その後は一気に東京の夜景が広がり
着陸し、京都北部旅行は終了。