SUUNTOの方針変更に怒り、Garminの太っ腹に助けられる
SUUNTOのGPS機能付きの腕時計(AMBIT3)はPCと接続してMoveslinkというソフトを使ってデータを吸い上げMovescountというWebページで管理できていた。
しかしSUUNTOが方針を変更しこれが使えなくなり新しい形に変わるというのである。
変更された後は、PCもしくはスマホに接続してSUUNTO Linkでデータをアップロードし、Suuntoアプリで見ることになる。
ここでの問題点は
1)スマホのアプリだけなので見にくい、操作性が劣る
2)Webでの管理ページは用意されるかどうか不明
3)データのダウンロードはできるが、GPSデータで汎用性のあるgpx形式では
できず、fit形式のみとなる
特に問題なのは3)で、今まではMovescountでのデータの確認など共にgpx形式でダウンロードして他のソフト(Kashimirやwadachi)で加工して使うという事が出来なくなった。
先日の富士山の御中道散策のログも新しい方法で処理されてしまったので、gpxのデータを得ることができない。AMBIT3からは一度データをダウンロードすると再度はできない仕様のようである。(時計には残っていて確認はできる)
これはgpx形式のファイルでの処理を行う人にはSUUNTOは諦めてGarminに移行しろという事に等しい。
GarminのWebでの管理などを調べると管理しているデータはfit形式でもgpx形式でもダウンロードができる。
元々gpx形式はGPSの位置情報のみを記録するテキスト形式で、いまは心拍系や自転車のパワーなど様々なデータを一緒に取り扱えるようにまとめたバイナリー形式がfit形式でGarminが提唱したものである。
ここで気が付いた。 少し前に入手した情報で、動画にGPSの位置情報や心拍や標高などのデータを合成するVIRB Editというアプリがあり、それがGarminが提供していてGarminの製品を持っていなくても無償で使えるという太っ腹!
そうするとGarmin製のGPSウォッチを持っていなくても管理するGarminConnectが使えないかな?と思ってアカウントを作成。サイトは↓ね
https://connect.garmin.com/
アカウントの作成をすると製品登録などの必要はなく使えるようで、fitファイルのアップロード機能がある。 これを使えばgpx形式のファイルが得られそうなのでやってみると見事に成功。
Garminの太っ腹に感謝ですね。 これで今使っているSUUNTOのAMBIT3はもう少し使えそうです。壊れて次に買うときにはSUUNTOの対応が良くないので選択肢から外しGarmin製品の中から選択だね。
◆まとめ(今までは)
1)帰ってきたらMoveslinkでデータをアップロード
2)Movescountにアクセスして必要なトレーニングデータをgpx形式でダウンロード
3)Kashimirなどでダウンロードしたgpxを読み込み各種加工などを行う
◇これからは
1)帰ってきたらSuuntolinkでデータをアップロード
2)Suuntoアプリで必要なトレーニングデータをfit形式でダウンロード
3)GarminConnectにログインしダウンロードしたfit形式ファイルをアップロード
4)GarminConnectでアップロードしたトレーニングデータをgpx形式でダウンロード
5)Kashimirなどでダウンロードしたgpxを読み込み各種加工などを行う
多少の手間が必要ですが使える方法がわかってよかった!
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